選択制確定拠出年金_加入要件

選択制確定拠出年金(401K)(日本版401K)には、一定の加入条件があります。加入したいと希望する人が全員加入できるわけではありません。ここでは加入者の要件について解説します。

 

確定拠出年金(401K)の加入対象者

1.実施企業に勤務する従業員(第2号被保険者)

つまり自営業者や公務員は加入する事ができません。また企業側が確定拠出年金(401K)制度を導入している事が大前提です。

選択制確定拠出年金_加入対象

2.60歳未満である事

確定拠出年金(401K)は60歳から受給可能です。加入期間は原則10年必要です。加入時年齢が50歳以上の場合、次の通り受給開始が遅れます。

選択制確定拠出年金_受給の遅れ

3.加入を希望する事

この点が選択制確定拠出年金(401K)と言われる所以です。加入するかどうかは本人が決める事ができます。

4.パート・アルバイト社員は確定拠出年金(401K)に加入できる?

会社は、不当な差別的取扱いがないよう、全ての従業員に確定拠出年金(401K)加入者となるべき措置を講じるものとされています。ただし、一定条件のもと、特定の者を加入者とする事が可能です。

例えばパート・アルバイト社員の人事制度が一般の正社員と大きく異なる場合、これらの方々を加入対象から外すことは可能です。

しかし、選択制確定拠出年金(401K)であれば、そもそも本人の加入希望に基づいて加入できるため、あえて加入対象から外す必要はないでしょう。

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確定拠出年金(401K)の導入件数は?

1.企業型年金の規約数等

・企業型年金承認規約数 4,635件 
・企業型年金加入者数 約5,067千人( (平成27年2月末)(速報値)
・実施事業主数 19,832社

2.個人型年金の加入者等(平成27年2月末現在)

・第1号加入者 62,634名 
・第2号加入者 148,237名
・計210,871名 (資格喪失者を除く)
・事業所登録 130,848事業所  

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労務専門コラム 選択制確定拠出年金運営編

>>①転職先も確定拠出年金を導入している場合はどうなる?
>>②選択制確定拠出年金(401K)とマッチング拠出の違い
>>③公務員へ転職する場合の確定拠出年金(401K)
>>④選択制確定拠出年金(401K)の掛金は?
>>⑤確定拠出年金はいつ受給できる?
>>⑥選択制確定拠出年金(401K)の加入者要件(今このページです)
>>⑦役員も選択制確定拠出年金(401K)に加入できるのか?
>>⑧確定拠出年金(401K)の運用商品を知ろう!
>>⑨確定拠出年金(401K)導入急増
>>このカテゴリ(選択制確定拠出年金運営編)のトップへ戻る

 

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【この記事の執筆者】

井ノ上 剛(いのうえ ごう)
◆1975年生 奈良県立畝傍高校卒 / 同志社大学法学部卒
◆社会保険労務士、行政書士、奈良県橿原市議会議員
タスクマン合同法務事務所 代表
 〒542-0066 大阪市中央区瓦屋町3-7-3イースマイルビル
 (電話)06-7739-2538 
(投稿日時点の法制度に基づき執筆しています。)